幼少期の恐怖が実体験として襲い掛かる

子供を育てるときには、脅したり暴言暴力を遣ったりして絶対に恐怖心を植え付けてはいけません。毒親に育てられた子供の潜在意識には、恐怖心がこびりついているので、人生で怖い事件となって襲い掛かってくるようになります。

 

潜在意識に潜んでいる恐怖が現実化する

小さいころから親が怖いものだと思い込み、暴言暴力で抑圧されてきた子供は、社会に出てからも怖い目に遭うようになります。環境と人が変わっても、潜在意識の中は変わっていませんので、毒親とそっくりの人間に出会い、やられるのです。恐ろしいのは、それだけではなく、痴漢、スリ、暴行、レイプなど自分を襲う人間にも出くわしやすくなります。

私の実体験でも、人間関係で毒親のような底意地の悪いやつからやられるということ以外に、怖かった出来事がたくさんあります。高校に通う電車の中では、スカートの中に手を突っ込んでくる痴漢に遭いました。社会人になってからは、仕事帰りの夜、駅からウォークマンを聴いて歩いていたら、何かが足に触れました。振り返ってビックリ、背後にぴったりとくっつくように男性がいたのです。ギャー!と叫んで走って逃げたので何事もなく助かりましたが、もしかしたら足を触られていただけではなく、スカートの中も盗撮されていたかもしれません。そこは、大通りから一つ入った学校の周辺で誰も人毛がない道でした。ウォークマンを聴いていたので、何の音に気づかなかったのです。

仕事帰りの夜、アパートの前に不審な車が止まっていることもよくありました、自分の部屋のドアに行くまで細い通路があるのですが、ドアの鍵を開けた途端、いきなり知らない男が走って追いかけてきました。私は、すぐに家に入ったので助かりましたが、これも本当に怖かったです。そのアパートは、女性限定でしたが、男性が敷地内に侵入している形跡がありました。ドアの前にタバコの吸い殻が大量に落ちていたこともあったので、盗聴か盗撮をされていた可能性もあります。そのあとそのアパートを引っ越しましたが、仕事から帰ってくると、次のアパートの前にも別の車が止まっていることがありました。まったく身に覚えもないし知らない人なのに、何度も知らない車に待ち伏せられるという怖い思いをしています。

変質者にトイレものぞかれたことがあります。終電で帰ってきて、駅の改札の中にあるトイレに行きました。そこは、ちょっとトイレに行くまでの通路が長くて、今思いだすと人がいないなら本当に怖いところです。誰もいないトイレに入ったら誰かが入ってきました。なんかおかしいと思って上を見上げると、ドアの上にピンクの鏡があり、鏡の中で目が合いました。そのときも大声を出したので、即逃げられましたが、めちゃくちゃ怖かったです。

恋愛面でも変な奴にひっかり、途中から別の男性が乱入してくるという事件にも遭いました。

芸能活動に興味を持っていた頃にも、怖い目に遭っています。事務所のマネージャーは、業界の偉い人である会長というキモイオヤジを紹介してきました。マネージャーは、偉い人だけどあの人には、気を付けてなといっていましたが、冗談かと思ったら本当に危ない人だったのです。タクシーの中では、触られまくりキスをして来ようとしたり、スカートの中に手を突っ込まれたり、さんざんな目に遭いました。お寿司屋さんに行ったとき日本酒をガンガン飲ませてきて、そのあともう1件友達の店に行って飲むといっていたので、ついて行きましたが、入り口で鍵をもらったのがおかしいと思いました。エレベーターを降りてオヤジが個室のドアを開けるときに、走って逃げてたらエレベーターがまだその階にいたので、即乗って助かりましたが、危うく襲われるところでした。奇跡的にエレベーターがそこに泊まっていて助かったのは、今思うと潜在意識のおかげだと思います。

このように毒親から幼少期に恐怖心を植え付けられてしまうと、潜在意識に巣食った恐怖が実体験の中での恐怖を引き付けることになります。まだ自分の潜在意識の中の恐怖や人への憎しみが浄化できていないようであれば、このようなことにならないように気を付けましょう。

理由のわからない外界で起きている事件は、自分の潜在意識の中にある恐怖に基づいた破壊的要因が、引き起こしているものなのです。

 

毒親のせいで、子供に事件が起きやすい

私にとっては、毒父がこの世で一番怖い存在でした。私がやりたかったことも、自分の自己表現、感情表現も、自分の意見も毒父にすべてふさぎこまれ、お前はわがままでダメな汚い奴なんだと侮辱され卑下され続けてきました。長年の間、私の心の中は、毒父や自分をいじめてきたやつらへの憎しみに満ち溢れていました。大人になってもその破壊的感情が潜在意識にこびりついていたので、最後は、そうなる結末を迎えてしまっていたのです。

もし自分が、反対に親だとして、子供がこんな怖い思いをしているのを知ったら、本当にかわいそうになります。親の言動によって子供が人生でこんな目に遭ってしまうなんてとんでもありません。

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