毒親が脅迫性パーソナリティー障害OCPPDを持っている可能性

 

脅迫性パーソナリティ障害とは、どんなものか?毒親が持っている可能性はあるのか?などについてみていきます。

 

 

脅迫性パーソナリティ障害 (Obsessive – compulsive personality disorder OCPD)とは?

 

脅迫性パーソナリティー障害とは、一言でいうと、行き過ぎた完璧主義。それにより、逆に遅延をさせたり、中断させる、完成しないなどの状態を引き起こしてしまいます。柔軟性や効率性の余地がなく、物事の完了を妨げるような規則性、完全主義、細部、規則、秩序、スケジュール、リスト、コントロールがあります。物事を達成させるよりは、準備、規則や途中経過において完璧にすることにこだわります。

脅迫性パーソナリティー障害は、パーソナリティー障害の中で最も多いパーソナリティー障害の一つです。一般の人の2~8%にみられると推定され、男性に多くみられます。

 

症状の特徴

強迫性パーソナリティ障害の人は、物事をコントロールしている状態におき、自分なりの完全主義を追求する特定の方法で物事を進める必要を感じます。

物事をコントロールしている状態にあることが必要なため、努力を行っているうちに孤独になり、他者の助力を信用しない傾向があります。

 

●秩序と完全主義の重視

強迫性パーソナリティ障害の人は、秩序、完全主義、また自身や状況のコントロールに対してとらわれています。コントロールしている感覚を維持するために、患者は規則、取るに足らない些細なこと、手順、スケジュール、リストを重視します。その結果、計画や活動の要点が見失われてしまいます。このとらわれが柔軟性、実効性、効率、違う考え方の受け入れやすさを発揮する妨げとなります。自分の活動について柔軟性がなく、頑固であり、あらゆる物事が特定の方法で行われなければならないと主張します。

●仕事に及ぼす影響

脅迫性パーソナリティー障害の人は、規則、詳細、段取り上の問題を重視するために、計画や活動の要点を見失います。ミスがないか繰り返し確認し、あらゆる細部に注意を払います。時間を有効に活用することがなく、しばしば最も重要な仕事を最後まで残してしまいます。細部やすべてを完全にすることへのとらわれのために、仕事の完了が際限なく遅れることがあります。自分の行動が同僚にどのように影響を及ぼしているかについて気づきません。ある仕事にかかりきりになると、生活の他の側面すべてをおそろかにすることがあります。

強迫性パーソナリティ障害の患者は、あらゆることを特定の方法で行おうとするため、仕事を任せたり、他者と一緒に働いたりすることが難しくなります。他者と一緒に働く場合、仕事をどのようにやるべきかについて詳細なリストを作成し、同僚が別の方法を提案すると動揺することがあります。スケジュールに遅れている場合でも手助けを拒否することがあります。

強迫性パーソナリティ障害の患者は、仕事や生産的活動に非常に打ち込む傾向があります。その動機は経済的な必要性にはありません。

 

●生活の他の側面に及ぼす影響
仕事に打ち込むあまり、余暇の活動や人間関係をおろそかにします。リラックスしたり、友人と出かけたりするひまがないと考えることがあります。休暇の取得を長く先延ばしにして、結局休暇を取らなかったり、取っても時間を無駄にしないように仕事をもっていかなければならないと感じたりします。友人と過ごすことになっても、その時間は改まって準備された活動(スポーツなど)に費やされる傾向があります。趣味やレクリエーション活動は、習得のための計画や勤勉性が求められる重要な課題とみなされ、その目標は熟達となります。

前もって極めて詳細に計画を立て、変更を考えることを望みません。頑なな柔軟性のなさのために、同僚や友人がいらだちを覚えることがあります。

感情の表現も厳格に抑制されます。人付き合いは形式的な、堅苦しい、または真面目なものとなる場合があります。話すべき正確な内容を考えてからでないと話し出さないこともよくあります。論理や知性を重んじ、感情的行動や表現行動には不寛容です。

 

●その他の症状
強迫性パーソナリティ障害の人は、道徳、倫理、価値観の問題に関して過度に熱心で、気難しく、厳格なことがあります。厳格な道徳的原則を自他に課し、ひどく内省的です。

権威を頑固に敬い、規則を厳密に守ることを主張し、酌量すべき状況に対しても例外を認めません。

感情的価値のないものであっても、使い古されたものや不要なもの(故障した電気器具など)を捨てることが非常に困難です。

強迫性パーソナリティ障害の人は、お金は将来の災害のために取っておくべきものと考えているため、お金を使いたがらないことがあります。

 

原因

家族内で受け継がれる一定の特性(強迫性、感情の幅の狭さ、完全主義)がこの障害に関わっていると考えられています。

強迫性の家族特性、感情の範囲の狭さ、完璧主義がこの障害に寄与していると考えられています。

強迫性パーソナリティ障害では、脅迫症(OCD)とは異なり、過度の手洗いや何度もドアに鍵がかかっているかを確かめるなど、真の強迫観念(大きな不安の原因となる反復的で自分の意思に反した侵入的な思考)や強迫行為(自分の強迫観念をコントロールするために行わなければならないと感じる儀式)はみられません。またOCDの人は、しばしば強迫行為を抑えられないことに苦痛を感じます。対照的に、強迫性パーソナリティ障害の人は、強迫的な行動は秩序、完全主義、コントロールという自分の目標を達成するために必要と考えているために、そのような行動に満足しています。

 

併存症

うつ病または気分変調症のような抑うつ障害、またはアルコール使用障害という1つ以上の併存症を認めることも多くあります。

 

強迫性パーソナリティ障害の症状は1年で緩和することがあり、症状の長期的な持続性は研究されていないそうです。

 

毒親が脅迫性パーソナリティー障害を持っている可能性

毒親は、子供のころから感情範囲が狭く、自分が一番正しいという完璧主義の毒親に育てられ、権威に従うという環境で生きてきていますので、脅迫性パーソナリティー障害を持っている可能性はあると言えます。

 

強迫性パーソナリティ障害の診断を下すには、以下の4つ以上に示されるように、秩序、完全主義、また自己、他者、状況のコントロールに対する持続的なとらわれが認められる必要があります。

●細部、規則、スケジュール、秩序、およびリストに対するとらわれがある。
●仕事の完成に支障があってもある物事を完全に行おうとする。
●仕事や生産的活動に過度に没頭し(経済的必要性によるものではない)、結果的に余暇活動や友人をないがしろにする。
●倫理的、道徳的問題や価値観に関して過度に誠実、厳格で柔軟性がない。
●感情的価値のないものであっても、使い古されたものまたは不要なものを捨てたがらない。
●他者が正確に患者の望む通りに物事を行うことに同意しない限り、他者に仕事を任せたり、他者とともに働いたりしたがらない。
●お金を将来の災害のために取っておくべきものと考えているため、自分や他者に対して金銭を出し惜しむ。
●柔軟性がなく、頑固である。

また、症状は成人期早期までに始まっている必要があります。

うちの毒父は、火は大丈夫かとか、なんでも何回も確認させたりしていて、それが逆に家族へ恐怖を植え付けていました。絶対主義の昔のしきたりに従い異常に厳格なのでこの傾向もあります。

 

引用MDSマニュアル 脅迫性パーソナリティー障害

 

 

毒親は発達障害を持っている可能性が高いので一般の人と比較して考えてはいけない

毒親は、精神障害を持っている可能性がある

 

 

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