「嘘」というのは、人間から見たらと言う意味です。潜在意識にとっては、嘘も本当もへったくりもすべて同じです。
言霊というとおり言葉は生きている
潜在意識からすると、どんな言葉でも生きているのです。俺ってバカだな~とか、冗談で、死んでもいい!なんて言ってると潜在意識は、真に受けてそうなるようにしむけてきます。ジョセフマーフィー博士の本に載っていますが、本当にあった怖い話、娘のためなら片腕失ってもいいといっていた男性が本当に片腕を失ったという例もあります。
潜在意識は、言葉の通りそっくりそのまま真に受けて現実化してしまうことを忘れないようにしましょう。
よくある嘘で、お母さんが病気だから今日休まないといけないとか、子供が熱を出したから仕事休みます、親せきのおじさんが死んだからお葬式に行かないといけないから今日行けないや、などと家族を病気にしたり殺して約束を断る嘘も現実化してしまいますので気を付けましょう。
私が、毒親といっしょに住んでいた実家から抜け出すために使った嘘、「会社で勤務地が移動になったから寮に入らないといけない」の移動は嘘だったのですが、後に現実化し、移動になりました。
良い嘘も悪い嘘も現実化する
潜在意識は、ただ入って来た強い印象を現実化する工場なので、良い悪いの区別がつきません。たとえば、彼氏がいないのに、自分の中でいるというイメージを貫き通すなど、反作用が出ない程度の、良い嘘なら現実化する可能性もあります。
反作用というのは、自分が嘘をついていることの罪悪感です。その嘘によって寂しさが強調されてしまったり、余計にむなしくなるようだとそちらの作用が潜在意識に入ってしまうので、危険です。
人間は、元々良心と愛でできていますので、人に対して嘘をつくと、人を騙しているわけですから罪悪感が出ます。なので、良い嘘を使った願望達成法をする場合も、自分の中の気持ちだけにとどめておく方が安全です。
自分の中だけというのは、今実際に、彼氏がいなくてももしいたら今どうするのか?を実践するだけです。たとえば、彼氏が来たとしたら部屋の中はどうなっているはずなのか?そのときどういう服を着るのか?などを今からやるだけです。
仕事や他のことに関しても同じです、もし希望の仕事について好きなことをしていたら何をしているか?理想の生活をしたいなら、もしそうなったらどんな状態か?その時の自分を今再現するだけです。
そのような自分に対しての良い嘘(理想のイメージング)は、現実化に大変効果的です。