再インストールだけなら、記事は残る
ワードプレスを使っていると、更新での互換性などにより、不具合が出ることがあります。
ワードプレスは、たいしてプログラミング知識がないような私でも、使えるほど簡単で便利ですが、自分で直せないだけに、不具合に遭遇するとゾットしますw
今回は、1サイトだけ、ログインはできるのに、ダッシュボード内のいくつかのページに行けない、真っ白の画面が出るだけという問題に遭遇しました。
なんとか自力で、解決できたので、忘れないうちにどうやって直したのか、書いておきたいと思います。
私のサイトが起こした不具合
●ログインは、できるが、ダッシュボード内の、プラグイン、テーマのページに入れなくなった。
●ダッシュボード内のリストで、入れるページと入れないページがある。
●投稿はできるが、たまに Internal server error やリダイレクトが行われていますなどのメッセージになる。
●たまにログインできなくなる。
もし、ダッシュボードから、プラグイン、テーマのページに行けるなら、
テーマを変えたり、怪しいプラグインを止めてみましょう。
FTPサーバー上の、フォルダ名を変えて、試してみましょう。
wp-content/themesや、wp-content/plugins のあとに適当な文字を加えて、(wp-content/themestestなど)そのフォルダが動かないようにする。
これらを行った後、
ダッシュボードからそのページに行けるか試してみます。もし、行けたら、原因は、そこにあります。
私には、これらは、効きませんでした。
さらに、ネットサーフを続けてると、
「最新版が、出たばかりは、すぐインストールするとバグが出る可能性がある」という情報がありました。
私は、今まで、恐ろしいことに、wordpressを信じ、いつもバックアップも取らず、即インストールしていました。
もしかすると、それかもしれないと思ったので、
ネットに書かれていた通り、2~3個前のバージョンのワードプレスをダウンロードして入れ直す作業をしました。
(古い.htaccess, /wp-config.php,/wp-content/themes, /wp-content/plugins, /wp-content/uploads をバックアップし、それだけ入れ替える方法)
が、それも効かず・・ orz
面倒くさくなってきたので、再インストールを考えたけど
記事の量がすごかったので、記事だけは残したい!
しかし、ネット音痴のど素人なので、
実は、バックアップを取っても、どうやってそれを使って復旧するのかもわかりませんでしたw
これが怖くて、念のために、記事を1ページずづコピーして保存もしました。
これで、もし全部消えても同じサイトを作り直せる!
という、自信に満ちたとき、再インストールを決意しました。
その前に、必ずやるべきこと。
●バックアップ
エクスポート (ダッシュボード、ツールの中)、すべてのコンテンツをやった後、記事、固定ページ、を一つずつ分けて。合計、3回取りましょう。なぜかというと、すべてのコンテンツは、大量すぎて、インポート中に止まってしまうことがあるそうです。ここからのバックアップは、XML形式です。
パーマリンク設定、設定(一般、投稿、表示など)の情報もスクリーンショットするか、メモっておきましょう。
データベースのバックアップ
私は、コアサーバーですので、データベースのところにいって、各当サイトを選んで、「保存」を押すだけです。バックアップされたものをは、ドメイン直下の_db_dumpフォルダの中、にあります。FTPでも、そこにあるか再確認しましょう。
今回、勉強になったこと
データベースとか、正直言ってイミフですが、バックアップ方法は、二通りあるようです。
一つは、ダッシュボードからエクスポートした、XML形式。
もう一つが、データベース上。
バックアップをしたXML形式は、それさえあれば、管理画面のツールにある、Word Press Importerというプラグインを使って簡単にインポートできるらしいです。ツールのなかにあるWord PressをクリックするとWord Press Importerをインストールできます。
データベースでの復旧は、プログラミング知識が必要みたいです。
次に、現在(旧)のwordpressフォルダ内にある、全フォルダ、ファイルの名前を変えましょう。wp-adminoldなど、名前の後ろに、わかりやすい文字を加えるだけです。なぜこれをやるのかというと、間違えてアップロードしないように、です。
バックアップが終わったら、wordpress.org に行き、ワードプレス最新バージョンをインストールします。ja版でOKです。
PCで、確認し、すべて展開をします。
ローカル(PCの中)の、ダウンロードフォルダなど、それがある場所を必ず覚えておきましょう。
次に、FTPを使って、
サーバー上にある、古いフォルダ、ファイルを消していきます。
この時、重要なのは、絶対にローカルを、現在削除しているサーバー上のページと同じページにしない!ことです。まったく関係ない、デスクトップなどを開いておくと安全です。
なぜかというと、サーバー上で、大量のフォルダ、ファイルを消すことになりますが、うっかりダブルクリックして、ローカルまで上書きダウンロードしてしまうことがあるからです。せっかく新しいワードプレスをダウンロードしても、また古い壊れたファイルが上書きされたら意味ありません。
私は、幸いサーバーとは、別のページを開いていたので、上書きは避けられましたが、何回もダブルクリックをやってしまい、ローカルでも削除をしないといけない羽目になりました。
面倒くさいですが、復旧は、もうすぐですので、1フォルダずつ、丁寧にやっていきましょう。
全部消したら、全部新しいものをアップロードします。
古いのは、アップロードしないようにしてください。前の記事が残っていると思って、古いものをアップロードすると、また不具合に遭う羽目になりますw
これが、私が遭遇した第一回目の落とし穴でした。少し前のワードプレスをダウンロードしたのは、いいけど、wp-contentフォルダをそっくりアップロードしていたので、同じ症状が続いていました。
XML形式エクスポートとデータベース保存(dump)をしていたら、記事は、消えません。
写真やアップロードしたものがある場合は、ワードプレスが完全に直った後から、入れなおしましょう。
最新版を全部アップロードしたら、
早速、URLにアクセスします。
Word Pressをさあ始めましょうという画面が出ます。
サイト自体は何も変わってないので、これらは、今までとまったく同じです。
データベース名
データベースユーザー名
データベースパスワード
データベースホスト
テーブル接頭辞
接続サーバー名
コアサーバー の場合は、データベースページ、パスワードの横の「確認」をクリックすると、全部見ることができます。
データベース名 DB/ユーザー名
データベースユーザー名 DB/ユーザー名
データベースパスワード
データベースホスト
テーブル接頭辞 wp_ (複数運営でない場合は、そのままでOK)
接続サーバー名
「インストールをする」をクリックすると、「既にインストールされています」と出て、いつものログイン画面が出ます。
いつも通りログインします。
行けなかったページ、に行けるか試してみましょう。
直っていたらおめでとうございます!
お疲れ様でした!
そのサイトの不具合の原因は、テーマでした。
使っていたテーマは、2012年に作られたきり、長期更新されず、放置され、もうワードプレステーマから消えていましたw
テーマの破損による、不具合だったのですw
最新版が出るにつれ、プラグインやテーマの相性も大事になってきます。
古いものは、避けたほうが安全そうです。
テーマは、いくらデザインが良くても、かなり下のほうにあるものや、更新頻度が少ないもの、古いものはやめておきましょう。
他のサイトは、同じプラグインですが、テーマは、最新でしたw 1サイトだけの不具合、どうもおかしいと思ったw
今回、感動したのは、
インポートなんかしなくても、記事がそっくりそのまま残っていたことです。
おそらく、データベースのおかげでしょう。
データベースさえ、異常がなければ、記事は、無事のようです。
一応、再インストール前、ど素人ながらも、ネット情報を頼りに、データベースに異常がないか?をチェックしました。
ネットに書かれていた通り、テーブルをチェックする
か、なんかをしたら、全部「OK」でした。それは、正常という意味だったのか?これで、なにがわかるのか?と聞かれたら、何にもわかりませんがw
もし、破損があったのなら、誰か詳しい人に頼むしかなかったかと思いますw
とりあえず、インポートなしでも、記事が残っていた、という実体験でした。
こういう面倒くさいことが大嫌いでしたが、だんだんワードプレスが好きになってきました。