潜在意識の動画、前回の続きをアップしました。今回は、潜在意識の中に種を蒔いた後の世話編になります。
願いが叶うまでの注意点 何も起こらない時期がある 成長を殺す大衆の心対策
前回の動画では、現実のでき方を園芸に例えて、種と結果は、一致するということ、誰でも恐怖に満ちた否定的で破壊的な感情の大衆の心に襲われるという話をしました。
今回は、種が結果になるまでの間の手入れ、世話にあたる話です。
この時期は、結果になるまでに、ある程度時間がかかるので、ブレたり、あきらめたり、挫折してしまう人が多い一番大変な時期になります。
園芸では、種を蒔いたら水をあげて日光を当てます。それを続けて世話をしていきます。
種を蒔いた直後にすぐ芽は出ません。何日か経つと小さな芽が土の表面に出てきます。
現実でも同じです。種を潜在意識の土壌に入れた後、すぐに、目に見える芽は出ません。
よくありがちなのは、せっかく良い種を蒔いたのに、すぐに結果を求めて、途中で信じられなくなって疑ったり心配して何度もほじくり返して芽を殺してしまうことです。
一番多いのは、達成らしきことは、起きそうなんだけど、途中で邪魔が入って問題が出てきたり、最後の最後でキャンセルされたり、崩壊したり、全然達成しないまま、まだか?まだか?と不満を言って、今でも毎日悩んでいるだけという結果です。
一度種を決めて蒔いたら、ほじくり返さないことが重要です。2~3日たてば、種は、土の中でもう水も吸っていて、膨らんで芽が出ています。
根も出て伸びようとしている最中です。表面からは、見えませんが、土の中では、しっかりと生きています。
ほじくり返して何度も確認したら、成長を妨げることになるので、まともに育たなくなってしまいます。
成長中の見えない時期というのは、妊娠にもたとえることができます。母親が妊娠してからおなかが大きくなるまでかなり時間がかかるので、見た目だけでは、全然気づかれません。
おなかが小さいから、妊娠していないのではないか?とほじくり返していたら、赤ちゃんは、死んでしまいます。それと同じです。
せっかくの良い種が潜在意識に入っても、良い種を蒔いたあとに、疑ったり信じられなくなると、結果にもその要素が混じります。
形は達成したとしても、中身は、疑うことになったり、信用できなくなるという、納得がいかない結果になります。
それらは、人間から見ると達成していないように見えますが、潜在意識からすると、完璧に達成しています。潜在意識に入れたものが、全部種の養分になり完成したのです。
成長の途中で悪い養分を与えるとそうなります。最後にダメになったりあいまいで終わるのは、ダメだろうなという思いの方が強い時です。
成長途中の心の状態も、本音が優先されて、成長の養分として取り入れられます。
芽が出た後、成長する段階の途中で、必ず大衆の心という雑草が生えてきます。それに足を引っ張られると、栄養分を全部吸い取られて、枯れてしまいます。
大衆の心は、恐怖に満ちていて否定的で、不幸に向かう一般大衆の破壊的な感情の層です。
大衆の心の雑草は、疑ったり、信じなかったり、どうせだめだ、無理だろう、現実的に考えてうまくいくわけないでしょーなど、人がやろうとしていることをやめさせようとしてくる、否定的で不快な内容です。
大衆の心の雑草に栄養を吸い取られると、現状に不満を感じたり、成長中の段階で無理だと思ったり、納得いかなくなり、だんだんと不安になってきます。
そうなったら、大衆の心の雑草を取り払わなくてはなりません。
ジョセフ・マーフィー博士は、人間に備わった恐怖は、音と落下しかないと言っています。音と落下以外の恐怖は、大衆の心ということです。
成長段階で実際に起こる出来事が、自分が目指しているものと違う形なのは、当然です。それは、まだ結果ではありません。
結果が出るまでには、成長の過程というものがあります。しかし、大衆の心は、すぐに結果と結びつけ、「こんなはずじゃない!」と決めつけて成長中の苗に批判をして殺してしまいます。
種を蒔いたら、芽が出るのが遅くても、疑ったり、不平不満をギャンギャン言ったり、外から叩いて騒がないようにしましょう。
あまりにも焦ったり、グチグチうるさいとせっかく成長しようとしている生命にストレスを与えて殺してしまいます。
人にペラペラうまくいかない悩みを相談しまくったり、うまくいかないことに苛立って愚痴を言うことは、養分として、大衆の心を取り込むことになります。
ゆっくりでも確実に健康に育ってくれればいい、というおおらかな気持ちで世話をしてあげましょう。
特に、見えていない期間が長い時は、大きな実りが出る可能性があります。これから、たくさんの花や実ができても倒れないように、地中で根の基盤を作り、準備をしています。
願望は、暗くて静かなところで、ひっそり育つと言われています。
土の中で水を吸って膨らむ種や、妊娠のように、暗い場所で静かにそっとしておかないといけない、重要な時期があります。
大衆の心の雑草に襲われたときは、その恐怖が音と落下であるか?確かめます。ほとんどは、違います。
その次に、こちらの図を思い出してください。
これは、自分で気づいている領域の顕在意識と、気づいていない領域の潜在意識の量を表した図です。
上は、顕在意識が氷山の一角という図です。下は、その顕在意識の量がいかに少ないかをわかりやすくした円グラフになります。
ほとんどの人が「これが全て!」「もうだめだー終わりだ!」と言うときは、気づく領域の顕在意識の中だけで言っています。
本当の全てというのは、潜在意識の気づいていない領域95%以上も含めた時のことを言います。
潜在意識の領域の中には、宇宙の創造主の無限の力が入っています。その力を含めて考えた時に初めて、「現実的に考えている」と言えます。
顕在意識だけで、考えているときは、現実的に考えているとは、言えません。大衆の心の奴隷は、見えない力、潜在意識のことを無視して判断します。
大衆の心の雑草を取り払うには、5%以下の小さな氷山の一角と、円グラフの細い範囲だけで決めつけることに、バカらしくなることが大切です。
気づいていない領域に95%以上も可能性があるんだ!ということが理解できると、すぐに除草ができます。
自分でもう駄目だ!と思っても、それは、氷山の一角の5%以下であって、実は、95%以上は、全然大丈夫なのです。
「もう駄目だ!」という言葉が出ているときは、気づかない領域を無視して、全体のたったの5%以下で決めつけているということになります。
これがわかると、大衆の心の雑草に、足を引っ張られなくなります。
茶番を終息させるため大切なこと1
全然関係ないように見える小さなことが大きな鍵
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