真実の見抜き方についてです。
真実を見抜くための条件
「真実を見抜く」といっても、自分の顔についている目で、物質的に、見るのではありません。
顔についている目ではなく、見えない感覚、第六感、サードアイ、霊感、直感などといわれるもので「感じる」ということです。これらは、名前が違いますが、どれも潜在意識がやっているものなので、全部同じです。自分だけに感じる湧き上がってくる感覚のことです。
霊感というと、霊能者、超能力者みたいに、なんにも情報がないところからいきなり、場所を当てたり、神のお告げみたいなものが自分に来て、それで知るような感じがするかもしれませんが、そういうエンターテインメント的なものではありません。
真実を見抜くには、特別な修業が必要なわけでもなく、霊能者みたいにチーンとか鳴らしたり、儀式的なことをするわけでもありません。誰でもいたって普通にできます。
ただし、一つだけ条件があります。
心の中がクリアで、雑念がない澄んだ状態、穏やかな状態であることが必須です。
心の中に、邪念(悩みや恨み、怒り、悲しみ、不安、不満、恐怖などのいろいろな感情)があってざわついていると、ラジオに雑音がザーザー入って、誰が何をしゃべってるか聞こえないのと同じで、ハッキリとした情報が読み取れません。
だから、普段から感情を安定させて宇宙の神のエネルギーとつながっておく必要があるのです。特に、自分の身に危険があるときに、潜在意識が教えてくれるようにするには、常に、雑念をなくしてクリアにし、ちょっとしたことでも気づくように心を穏やかに保って感度を高めておく必要があります。
潜在意識が、危険時に知らせるやり方は、アイデアが急に飛び出てくるように直感で教えるか、自分を通して動かしてきます。何にも考えず、無意識でとっさにやってしまうパッとやる自分の行動が救ってくれるということです。
以前に、東北の大地震か津波で、窓ガラスをわって飛び降りて助かった人がいましたが、そのような感じで、潜在意識が勝手に自分を動かしてきます。あれは、神がやったとしか思えませんね。だからといって、飛び降りればいいとか、そのまねはしないでくださいw
潜在意識は、その人を動かしたけど、全員にそうだとは限りませんので。常に自分で正しい答えを受け取る、状態を保つことと、そのようなアイデア直感から知る練習をしておくことが必要です。
邪念が多い場合、大衆の心にどっぷりつかった生き方をしている場合は、どうしよどうしよーと、考えてしまって何をしていいかわからなくなったりして、とっさに動けません。結局大衆に決めてもらうことになったりします。
宇宙の神のエネルギーとつながっていると、心は、安心に包まれて、穏やかになります。そのときこそが、潜在意識から情報を受け取るためにクリアな無の状態なので、真実を見抜ける大チャンスです。
神からの真実は、自分の中にひらめきやアイデア、直感としてやってきます。それは、パっと一瞬で終わるものでハッキリしています。
人の声とか会話で長くだらだらと話しかけるということはありません。もし人の声を聞いたらそれは神ではありません。浮遊霊ですw 人間の声で聞こえるのは、だいたい悪い霊・低級霊、または、精神病による幻聴です、危険ですので無視してください。
私は、過去に2回、人間と同じ生の声を聞いたことがあります。1回目は、入院しているときに、夜寝る前に廊下で何人かの女性たちがキャッキャと楽しそうに笑って話していてうるさくて眠れませんでした。ナースステーションのナースか、女性の入院患者かなと思ったのですが、次の日、回診に来た医者にそのことを言ったら、「女性の部屋はここだけですよ、ナースはだれもそこにいないですよ、あとは寝たきりのおじいちゃんしかいないしそっちは壁です。」と言われて、見に行ったら本当に、周りは、おじいちゃんしかいない小さな部屋と壁だけでした。
2回目は、私が起きてからまだベッドにいるときに、夫が隣の部屋で、電話をしていて、私の悪口を言っている声でした。起きてから、聞いたら、電話なんかしてないしそんなこと言っていないと言われました。この二つの声は、一瞬ではなく、長かったので、浮遊霊か幻聴ですw
命に係わる緊急時の場合、ジョセフ・マーフィー博士は、潜在意識は、あなたの知っている身近な人の声で教えてくれることがあるといっています。それは、あなたがその人に耳を傾けて言うことを聞く相手です。例えば、大地震や大火事の時に、一番お世話になった尊敬している恩師の声で「外に出ろ!」とかそういう感じです。
知りたいことのドアをたたき続ければ、必ず回答がやってくる
正しい真実を知るためには、常日頃からそれなりの準備が必要です。
自分が全く関心がなくて、何にもしていないものには、回答は、きません。宇宙の神は、怠惰とは無縁です。情熱と愛のあるものにだけ協力してくれます。
知りたいことがあれば、常に、アンテナを張り、自分で一生懸命調べたり、探したりして、情報を集めておく必要があります。それじゃ、普通に調べてるだけじゃないか?と思うかもしれませんが、調べているうちに、「真実はこれだ!」とはっきり明確にわかったり、いろいろ見た結果、やっぱそうだよな、という強い確信と自信が自分の中に湧き上がってきます。
それだけではありません。
初めに心の中に確信が来て、そのあとに答えを見せて確信を強めてくる
潜在意識は、はじめ、自分の中に、強い確信として、答えを出してきます。
そのあとに、面白いのが、潜在意識は、その証拠になるようなものを次々と見せてくるということです。
例えば、ネット上で何か知りたいことを追及して、調べていたとします。物質的に、ネットに出ている情報量は同じですが、潜在意識からの答えが一つ出ると、もっと答えを見せてくれるようになります。
言い方を変えると、潜在意識に自分が知りたい!という熱意が届いて、自分の中の感度をさらに鋭くしてくれているのです。それによって、気づいていないことに気づけるようになるということです。
自分が行くところで、その答えを今度は、顔についているほうの目でハッキリと確認することになります。それで、「やっぱりそうか!」という現実的な強い確信に変わるわけです。
今まであったけど気づかなかった情報や、はじめに見たときは、なんとも思わなかったものに急に興味が出てもう一度読んだらすごいことが書いてあったとか、知りたかったことをもっと深く知ることになります。
そこが、ただ調べてるだけの人との違いです。ただやみくもに調べていてもこの直感に気づかなかったら、何にも気づくことなく終わってしまいます。この感度が、「真実を見抜く目」というものになります。
今は情報過多の時代で、デマも真実もごちゃまぜでめちゃくちゃな世の中です。何にも知らない人は、デマの洗脳に騙されてしまいます。
出回っている情報は、ゴミ屋敷のようにぐちゃぐちゃのごちゃまぜですが、真実もあります。心を穏やかにして、潜在意識を訓練して、真実を見抜けるようになりましょう。